学校で指導的役割を担う看護師として校内のマネージメントのこと

特別支援学校や小・中学校の多くは夏休みが始まったと思います。

学校で働く看護師の皆さんも、夏休み期間は通常モードとは違った仕事の仕方になっていくと思います。

Nurse Fightではちょうど夏休みに突入したタイミングで「つながるかい」の皆さんとオンライン研修【Nurse@school研究会】を行いました。

今回は「学校で指導的役割を担う看護師として、学校職場ならではのビミョーは押し引き」というテーマを設定し、校内の複雑なマネージメントについて、実際に指導的役割を担っている看護師さんにもゲストで参加をしていただき意見交換をする事ができました。

目次

マネージメントは押したり引いたり…

今回のテーマについては私なりの意図がありました。

夏休みに入ったタイミングで、おそらく学校で働く看護師としては4月からの仕事について一旦振り返りをする機会が少しはあるだろうと思います。

振り返った時に、まだ「納得できていない事」や、まだ「モヤモヤが残っている事」などもあるだろうと思います。

「自分は間違っていない!」「普通ならこうでしょ!」と思う事もあると思いますが、私は一旦「押しまくる」だけでなく「引いてみる」という視点で考えて欲しいと思うので、今回はこのテーマにしてみました。

看護師としての「普通」や、子どもの安全のための「当たり前」など、色々な考えがあると思いますが、学校で働く看護師の職場は、当然「学校」ですから、教員のテンポや教育的な意図や判断などがあって、時には学校特有の「押し引き」を理解する必要があるのではないかなと私は思います。

しかし、看護師は医療職としての価値観や過去の経験などから「押す」ほうが得意な方が多いように私は感じています。

「提案する」「先の事を予測しておく」「色々調べて準備をしておく」などなど…良かれと思って「どんどん押していくスタイル」のほうが看護師は得意ではないでしょうか…

「色々角度を変えて押しているのに…」その反応が「イマイチ💦」という感じを学校職場で体験している看護師は少なくはないと思います。

そこで学校特有のビミョーな「押し引き」について、学校での医療的ケア実施体制のマネージメントをしておられる「指導的役割を担う看護師」の方に、ご自身の経験を通して、その考え方についてお話しを伺いました。

何でも押してばっかりでは上手くいかないですよね…

今回お話しを伺ったのは特別支援学校において指導的役割を担う看護師として勤務をしてられる方で、日々、看護師の勤務体制の管理や校内での教員と看護師の間に入っての様々な調整業務を担っておられます。

学校外の関係機関との連携や会議への出席なども業務に入っているとの事で、病院でいうところの「看護師長さん」のようなポジションの方です。

押し引きの中でも特に「引く」事の重要性についてお話しくださいました。

「何でも押してばかりでは上手くいかないですよね…」という事で、例えば「魚釣り」でも「裁縫」でも時には糸を緩める事も大事ですよね…と、日常生活に例えてくださりイメージがしやすいお話しでした。

その上で「教員と看護師とのやり取り」や「看護師同士のやり取り」について、まずは相手の事を「知る」という視点を持って「どうしてこの人はそのように言うのだろう…」「どこからその意見が出てくるのだろう…」その理由を「聞いてみましょう💕」という言葉を意識してビミョーな押し引きをしている事を教えてくださいました。。

押しても上手く行かない時は、一旦引いて、自分と相手は同じ方向に向かっているのか?を確認し、もし向いている方向が違っている事がわかれば、ますは同じ方向を向いてから考えの違いを整理する、という事が大事だね…と私は理解する事ができました。

まとめ

Nurse Fightのオンライン研修【Nurse@school研究会】は学期末毎に開催していて、つながるかいの皆さんにはアーカイブ動画も提供しています。

ここでは月イチ開催のビデオミーティングとは違って、学校での医療的ケア体制について知見のあるオブザーバーの先生方も参加をしてくださいますので、毎回色々な方向からの深い意見交換をしています。

今回もオブザーバーの先生方との意見交換で更に内容が深まったように思います。

今回は指導的役割を担う看護師に期待する事という事で、特別支援学校のセンター的機能としての小・中学校支援や、あるいは、県内の特別支援学校同士の連携体制の構築などなど、更に発展的に体制を拡充していく事への期待も話に出ました。

つながるかいの会員さんには、こういった研修の機会を通して世の中の変化や新しい情報もキャッチしていただきたいと思っています。

今回お話しをしてくださった指導的役割を担う看護師さんからは、夏休み明けの仕事に向けて「数年後の学校や自分の姿を想像して働く視点も大事ですよ…」と教えていただきました。

加えて、学校ですから私は「数年後の子ども達の姿」を想像する視点も学校で働く看護師にとっては大事だと思っています。

7月後半に入るので、各地の学校現場では夏休みの職場研修が始まると思います。

私は学校で働く看護師の皆さまに直接お目にかかってお話しを聞かせていただきたいと思っています。

その時には一緒に子ども達の未来の姿をイメージしたお話しができる事を楽しみにして研修に伺いますので、よろしくお願いします💕

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