月イチ開催の つながるかい ビデオミーティング11月分を開催しました。会員の皆さんはご自分のご都合に合わせて参加していますので、途中入室もOK、途中退室も全然OKです。
ビデオミーティングでは、今、皆さんの頭の中にあるタイムリーな内容を取り上げるようにしています。今回は、秋という事で、校外学習の準備や移動中の対応の事を話しました。また、看護師と医師との連携方法の工夫なども話題になり、今月も中身の濃いビデオミーティングになりました。
校外学習の準備や移動中の対応は皆さんどうしてます？
つながるかい は学校で働いている、あるいは、学校での看護に関心のある看護職のための会です。皆さんが働いている状況は、誰一人として同じ状況の人はいないので、他の学校や地域の運用方法を、そのまま自分の学校に取り入れられる、というものではありません。その事は、つながるかい に入会していただく際に、私からご理解いただきたい旨を説明し、納得された方が会員となってくださっています。なので、学校や地域によって、それぞれに経過や背景が異なっている、という事についての皆さんのご理解のもと、プライバシーに配慮した上で、情報交換をしています。
今回の校外学習というテーマだけでも、それぞれに準備や実施体制が異なっている事は私も承知しています。決して、皆さんが他の方のお話を聞く事で、自分のところの「へこみ」を強調することが目的ではなく、様々な情報や知識を得る事で、そこから、皆さんご自身が発展的に考えるためのヒントを得ていただく、という事を目的として、建設的な方向になるようにディスカッションを進めました。
まずは、つながるかい の皆さんが、校外学習の準備の際に知識として知っておいた方が良いと思う、文科省の通知文を私から紹介をさせていただきました。
その後に、皆さんそれぞれが体験した事や、今、校外学習について関する準備などについて情報を共有しました。
医師との連絡方法はどうしてます？
学校で働く看護師は医師の指示書を元に医療的ケアを実施します。なので、医師との連携は重要だと思うのですが、学校の看護師が、指示書を作成する医師と直接連絡を取り合う事は容易ではないのが現状です。
学校の医療的ケアに関わる医師は、主治医・学校医・指導医と色々な医師がおられ、それぞれの役割を果たしてくださっています。学校で働く看護師は「主にどの医師と連携していますか？」「主治医に会った事はありますか？」というような事も、お互いに意見交換をしました。
「今まで一度も主治医に会った事はないですね～」「保護者さんにお手紙を運んでもらって、主治医の意見を間接的に聞いてます」というような内容の情報交換をしました。看護師と医師の関係については、やはり病院と同じような距離感を求めるのは、学校においてはそれぞれに所属するところが異なるので「簡単ではないですね」、という話も出ました。でも、難しくても、指示を受ける看護師として医師に報告相談できる体制づくりを追求したいですね、と話しました。
まとめ
つながるかい の会員同士では日常的にはチャットを使って情報交換をしています。そして、月イチのビデオミーティングでライブで会った時は、皆さん日頃のチャットでの話題も読んでいますので、チャットの流れの延長上で意見交換をする事ができて、入りがスムーズだな～と、ミーティングを進行している私は感じています。今回で６回めですが、会員の皆さんは、物理的には、それぞれにもの凄く離れた場所におられる方々ですが、ビデオミーティングを繰り返す中で、その距離感を感じさせない雰囲気になってきたように思います。
「１ヶ月ぶりですが、この1ヶ月はどうでしたか～忙しいかったですよね」という感じで始まります。そして最後には「来月のミーティングでまた会いましょうね～💕」と言ってミーティングを終了します。全国各地で奮闘している つながるかい の皆さんが、月イチでもオンラインで話す事で、「よし‼次の1ヶ月間もがんばろう💕」と思ってくれたらいいなと思っています。
