あっという間に２月が終わってしまいました💦
３月に入って学校では卒業生を送る会🌸や学年末の締めくくりの活動など、１年間の終わりに向かう雰囲気になっていると思います。
学校で働く看護師の方々も子ども達の成長した様子に触れてしんみりする場面もあれば、新学期の体制の事を考えると少し焦る💦気持ちもあったりなど、もしかすると複雑な心情の３月ではないでしょうか…
Nurse Fightでおこなっている無料LINE相談には、そういった「年度末」らしい何となくザワザワする気持ちについてのご相談もいただきます。
また研修で伺った自治体担当者様からも今年度のまとめや次年度をイメージした色々なご質問もいただきます。
看護師さんからの相談や質問
Nurse Fightの無料LINE相談は看護師さんだけでなく看護師以外の方でも相談は可能ですが、やはり看護師さんからの相談が断然多いです。
色々な内容の相談や質問をいただきますが、なかでも「業務内容」に関する事と「人間関係」に関する事が多い印象です。
特に年度末の今、新学期を迎えるに当たって看護師の人数と医療的ケアを必要とする子どもの人数、あるいは教室配置の事を考えた時に、当然看護師は次の１年間の仕事の流れや仕事の中身の事も同時に考えると思います。
自分がやっているこの業務は実施者は看護師でなければならないのかな？…もしかすると看護師でなくても良いのかな？…どうして看護師がこの業務をやっているのかな？…そもそもいつから始まった業務なのかな？…などなど、新学期の事を考えると職場内では色々な切り口で意見が出てくると思います。
結局どこに話を着地させればいいのか…誰がこの話を着地させるのか…どうしてそこに着地してしまったのか…などなど、職場内の人間関係😢がビミョーに影響する事もあると思います。
私に相談してくださる看護師さんは皆さん結局のところは万全の体制で新学期に子ども達を迎え入れたい‼という思いがあるのですが、色々な事が複雑に絡まり合い「完全に糸が絡まってしまって全くほどけないわ～💦」というような気持ちになっておられる方もいます。
糸の絡まり具合を聞かせていただきながら、どのタイミングで糸が絡まり始めたのでしょうか？…などを一緒に整理させていただく事で、絡まっている糸の端っこを発見したい！と私は思っています。
すぐには糸がほどけなくても、まずは今の状態を捉えた上で新学期を迎える事はできるのではないかな…という思いで、お話しを聞かせていただいています。
自治体教育委員会担当者様からの相談や質問
３月に入ってからは今年度研修に伺った自治体教育委員会の担当者様と今年度のまとめをさせていただく機会もあります。
担当者様も年度末という事で今年度のまとめとして研修の成果を整理し、次年度に引き継ぐべき内容を整理しておられて、これはどこの自治体の方もしていると思います。
今年度研修を受講してくださった教員や看護師の方々からの研修に対するご質問や感想から見えてきた現場の状況や、教員と看護師が連携協働していくための具体的で実践可能な方法の模索など、学校現場の方々も校内体制に関心を持って研修に参加してくださっている事が、研修を主催する自治体担当者様とのまとめの作業から見えてきます。
そしてまとめの際にも担当者様からご質問やご相談をいただきます。
今までは学校毎の個別ルールで運用されていたであろう看護師の業務内容について、今後標準化できる事はあるだろうか？
今年度の研修後の感想や意見を踏まえて今後はどのように研修内容をステップアップさせていくか？
新規採用の看護師さんへのフォロー体制も大事だし研修対象者を教員や養護教諭にも広げたい…などなど
自治体担当者様も教員と看護師がお互いの専門性を活かして上手く連携する事が子ども達の教育にとって重要だとわかっておられるので、私も担当者様のご意見を伺いながら一緒に新年度のイメージづくりを始めています。
まとめ
Nurse Fightの無料LINE相談に連絡くださる看護師さんは皆さん、既にご自分で色々調べたり、周りの方に相談もしています。
病院や訪問看護、施設での看護など今までの職場で自分が経験してきた事と比較しつつ、今の職場での閉塞感をどうすれば解消できるか、などなどご自分でも努力しておられます。
でも、どうしても学校という職場では今まで自分が当たり前だと思っていた事が当たり前ではない？ような感じがするし、他の人に相談しても自分が期待する答えとは違う？答えが返ってきたりするし、なんでだろう？😢という感覚だと思います。
学校という職場は看護師にとってはかなり特殊な職場です。
もちろん学校でも医療や福祉の現場での経験が生きる事はめちゃくちゃ沢山あります。
しかし、以前の経験や価値観にこだわり過ぎると学校での出来事をかえって複雑にしてしまう場合もあります。
学校では看護師は子ども達の学びを支えるためにとても重要な役割を担っています。
なので、私は看護師さんや自治体の担当者様から相談や質問をいただいた時には、看護師が学校で働く意義や目的に立ち返って、子どもの学びを中心に置いた解決の糸口が見いだせるように、そして半歩でも前に進む建設的な提案ができるように対応をさせていただきたいと思っています。
