なごや保育所・学校看護師エンパワメントセンターの第3回保育所・学校看護師エントリー・ベーシックプログラムで講義を担当させていただきました

昨日私は、なごや保育所・学校看護師エンパワメントセンター主催の第3回保育所・学校看護師エントリー・ベーシックプログラムで講師のひとりとして講義を担当させていただきました。

大学の大会議室にはお花見日和の良い天気にも関わらず朝から沢山の方が参加をしてくださいました。

午前中のオンライン配信にも全国各地の学校や保育所で働く看護師、教員や養護教諭や保育士、自治体の担当者の方々の参加があったとの事で、今回のテーマが現場の課題解決のヒントとなって欲しいと思い取り組みました。

目次

看護師と養護教諭との連携がテーマの中心

このプログラムは名古屋市立大学看護学研究科が文部科学省「ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業」として行っています。

私は医療法人財団はるたか会の職員としてこのプログラムに参加しており準備の段階から外部メンバーとして関わっています。

私からは文科省が平成31年3月に示した「学校における医療的ケアの今後の対応について」に書かれている養護教諭の役割の中でも特に「保健教育」の事を、病気や障害がある子どもに対して養護教諭が行う保健教育について例を出して説明をさせていただきました。

医療的ケアを必要とする児童生徒については学校での医療的ケアの実施は看護師が行いますが、保健教育(保健指導)は養護教諭が行います。

健康な生活を送るために必要な力として例えば「自ら意思決定、行動選択する力」を児童生徒がつけていくための保健教育は医療的ケアの有無に関わらず養護教諭が教員と連携し指導しています。

例えば「自分の病気や医療的ケアの事について、友達に伝えるかどうか悩む気持ちを支える」「自分について見つめたり、将来の自分について考えたりする事を支援する」という保健教育(保健指導)は養護教諭の専門性が発揮されるところです。

養護教諭は従来からそういった保健教育を行っているという事、そして医療的ケア児についても養護教諭は教員と連携しその子にとっての健康に関わる目標を設定し指導している、という事を看護師が理解する事が連携協働をする上ではとても重要です。

今回私からはそういった養護教諭の専門性を看護師が理解しておく事が養護教諭との連携体制構築のもとになるとお話しさせていただきました。

Ⅰ型糖尿病の児童への関わり

今回はサブテーマが「Ⅰ型糖尿病」という事で、午後からの机上シミュレーションでは「小学校の通常学級に在籍する3年生の児童」を架空の事例として設定し多職種協働について具体的に深掘りするワークをしました。

Ⅰ型糖尿病の児童に対して学校に配置されている看護師は「医療的ケアの実施者としての看護師」から「見守り担当の看護師」に役割が変わっていっている状況とし、担当看護師が過干渉気味のコメントをする事に対して、担任と養護教諭は何となく引っ掛かっている…という設定になっていました。

安全第一の看護師と、失敗の体験から学べる事もあると考える教員や養護教諭とが互いの考えを擦り合わせる事は、糖尿病の児童のケースでなくても学校や保育所で働く看護師であれば似たような場面や状況を一度は経験していると思います。

今回のワークでは特別支援学校で働く看護師グループにおいても話が盛り上がっていたので、教員と養護教諭と看護師がそれぞれの考えを上手く擦り合わせる事は容易ではない💦のは校種が違っても共通しているようです。

ワークを通して客観的に整理をしていく体験ができた事はそれぞれの職場で活かせると思います。

事例について各自で考え情報を整理しました
自分の考えをまとめグループ内で発表しました
私自身もファシリテーターとして参加をさせていただきました

まとめ

養護教諭の先生方からは養護教諭ならではの意見や質問もあり、あらためて校内での養護教諭の立ち位置についても、医療的ケアの体制整備については重要なポイントだと私は感じました。

最後のグループワークの後の発表では養護教諭の先生が「それぞれの職種がお互いに相手を敬う気持ちを持つことが大事」と話しておられ、最後に大事なフレーズが出てきたと思いました。

養護教諭は学校への看護師配置が始まるずーっと以前から学校内での少数職種特有の立ち位置の難しさを様々な状況で沢山経験し、その知見が蓄積されていると思います。

そういった経験から「相手を敬う気持ち」という言葉を出してくださったのは「深い!」と感じました。

短い春休みを挟んであっという間に新学期が始まります。

今回の参加者に方々には新年度が始まったら是非この研修で気づいた事を職場内で伝達していただき、職場全体で活用して欲しいと思います。

次回の日程は8月8日(土)9日(日)で確定していますので、次回も充実した内容にするために大学の先生方と一緒に準備から関わらせていただく予定です。

名古屋市立大学なごや保育所・学校看護師エンパワメントセンター👉https://www.nagoya-schoolnursing.jp/

文部科学省「ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業(社会的な要請に対応できる看護師の養成)」👉https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/iryou/1387768_00007.htm

文科省通知「学校における医療的ケアの今後の対応について」👉https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/material/1414596.htm

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