第66回日本新生児成育医学会学術集会のシンポジウムに参加をしてきました

第66回日本新生児成育医学会学術集会のシンポジウムに、今回は私が兼業で所属している医療法人はるたか会の職員の立場で参加をしてきました。3日間の開催期間では、たくさんのシンポジウムが予定されていましたが、私が参加をしたシンポジウムは最終日のラストでした。テーマは「NICUから始まる在宅支援ー医療的ケア児支援法が変えるNICU卒業児の地域生活ー」という内容です。新生児治療を専門とする医師や看護師の方々に、子ども達がNICUを退院した後の、地域での生活についてイメージをしていただきたいという事で、私は「学校の医療的ケア児支援における看護師の役割」というタイトルでシンポジストの一人として説明をさせていただきました。

目次

3日間連続で開催されるスゴイ学会です

この日本新生児成育医学会学術集会は、日本新生児看護学会学術集会と合同開催なので、会場内には医師だけでなく、看護師も沢山参加をしておられるようでした。合同シンポジウムとして、医師と看護師が一緒に発表する企画もありました。教育セミナーや口演発表の会場に入るために待っておられる方々から聞こえてくる会話で推測すると、ともに働いている医師と看護師と思われる雰囲気で、和気あいあいとした感じの方々も見受けられました。

学校で働く看護師にとっては、医師にはほとんど会わない状況で勤務をする事が通常の環境です。NICUなど高度医療を行う病院で勤務をしている看護師の皆さんにとっては、病院の外には医師に会う機会がない環境で働いている看護師がいる、という事は、容易には想像できないだろうな…と思いました。

あらためて学校の看護師も、必要に応じて医師と連絡を取る事ができる環境であって欲しいなと、会場で話している方々を見て感じました。

大変有名な先生方の中での発表はかなり緊張しました

私が参加するシンポジウムの、ひとりめのシンポジストはなんと!野田聖子衆議院議員という事で、私は演者席に一緒に並んでいるだけでかなり緊張しました💦他のシンポジストの先生方も新生児医療の分野では大変著名な先生方ばかりです。

今回のシンポジウムのテーマについては、医療法人財団はるたか会理事長の前田先生が、NICUを退院した後、家庭で過ごす子ども達を地域で支えていく事の重要性について、新生児医療に携わる医師や看護師の方々に知ってもらいたいという思いで企画されたと伺いました。会場におられる方々が日々関わっている子ども達は、まだ乳児ですが、成長し小学生の年齢になっていく事も想像していただきたい、という事で、私の役割としては、学校にも看護師が配置されていて、子ども達の学びを支える看護を実践しているという事をアピールする、というミッションでした。

野田議員からは、もちろんご自分のご経験や親としての思いのお話、そして新設される「こども家庭庁」の役割についてのご説明もあり、私自身とても勉強になりました。会場からは、こども家庭庁に期待する事など、現場で実感しておられる課題などから多くの質問が出ました。

まとめ

シンポジウムが終わった後に、フロアーで私に声をかけてくださった看護師さんがいました。この方は学校で看護師が働いている事は、今日まで全く知らなかった、という感想を聞かせてくださいました。このシンポジウムで私が説明をさせていただいた事で、少なくともこの看護師さんには、学校で働く看護師の存在を伝える事はできた💕という事だけでも、私の役割は果たせたかな、と思っています。

私は、学校で看護師が働いている、という事が、そもそも看護師の業界で知られていないこと自体が課題だと思っています。学校では看護師が子ども達の学びを支える大事な看護を実践しているという事を、ひとりでも多くの看護師に知ってもらえるよう、私は様々な機会を捉えて根気強く取り組みたいと思っています

日本新生児成育医学会(学術集会の様子のTwitterがホームページ上でも見えるようになっています)👉https://jsnhd.or.jp/

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