清泉女学院大学看護学部2年生の授業について学生さんの受講後レポートが届きました

清泉女学院大学看護学部での講義を受講してくださった学生さんから受講後のレポートが届きました。

将来看護師を目指す学生さんと養護教諭を目指す学生さんとでは、受講後の感想には若干の違いがあり、学生さんも自分自身の具体的な将来を意識してお話を聞いてくださっていた事がわかります。

養護教諭を目指す学生さんについては今回の授業を受ける以前に医療的ケア児について学ぶ機会があったとの事で、養護教諭としての役割を意識した学びになったようです。

また、学生さん自身が自分の小学生・中学生だった頃の事も思い出してくださった感想もあり、学生さん一人一人が異なる気づきもあったようです。

【学生さんのレポートより】

学校の看護師という職業は(医療的ケア児にとって)欠かせない職業であると学んだ。必要な時に手をさしのべ子ども達を見守るというような、長い期間で導いていく部分に魅力を感じた。この授業を敷かして今後の進路や看護師という職業の様々なあり方について知っていきたい。

今回の講義を通して医療的ケア児の学習状況について学ぶことができた。将来養護教諭への道も考えているため、自分には何ができるかあたらめて考え直すきっかけになった。

看護師はあくまでも医療的ケアが必要な時のサポートの役割に徹して、その子の他者との関わりの壁になってはいけない、という事も重要であると学んだ。これは、臨床で働く時も有効であると考えた。患者のセルフケア能力をアセスメントして、全てを介助するのではなく足りないところを補っていくことが重要である。今回学んだ大切なことを頭に入れながら実習でいかしていきたい。

将来、養護教諭の道を選ぶか看護師の道を選ぶかは未だ決めていないが、学校で働いてみたいと考えているので、今回の講義を聴いて、学校に看護師がいる事で医療的ケア児の学びの環境の幅が広がったり、保護者や教職員の安心にも繋がっている事を知り、学校の看護師という職業に関心が高まった。

今回あらためて学校と病院とでは勤務環境も違えば、一緒に働く人も違うため、病院勤務の看護師と学校勤務の看護師とでは「目的と目標が異なる」ことから、アプローチも変化するという事を再認識した。そして、学校の看護師に必要なことは「医療的ケア児の強みを活かすだけでなく、強みを引き出す事も仕事の一環なのではないか」と考えるようになった。

学校と病院では色々異なる部分が多いが、これはマイナスではなく、近くで子ども達の成長を感じることができるという、病院とは違ったやりがいを感じる事ができる仕事なのかなと思うようになったので、将来の選択肢が広がったと感じている。

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