学校の看護師について連日で発表をさせていただくことができました

今回は2日間続けて、学校の看護師について発表をさせていただく機会がありました。兼業で所属しているはるたか会職員の立場で発表しました。1日めは「永田町子ども未来会議」2日めは「勇美記念財団 在宅医療推進のための会」です。

どちらの会も全国から様々な立場の方が、会場とオンラインで沢山参加されるとても大きな会です。学校で働く看護師について多くの方に知っていただける機会としては、またとない貴重で効果的な機会なので、緊張しつつも発表をさせていただきました。

目次

12/8は「永田町子ども未来会議」

以前から、学校で働く看護師を育成する「人材育成システム」が存在しない事が課題だと考えていましたので「永田町子ども未来会議」ではこの課題を是非ともアピールしたいと思いました。限られた時間で伝わるにはどうすればいいかを何度も考えました。

まずは、私が今までブログで紹介してきたスゴイ看護師さん達が各地で活躍している事という事実を発信したいと思いました。

その上で、文科省が昨年度に委託事業の中で作成した「指導的役割の看護師に求められる研修の全体像(案)」で提案している研修会を、自治体の教育委員会だけで企画するのではなく、看護協会と連携し、全国展開で実施して欲しいという事を提案したいと考えました。

地域や学校によってはリーダー的な役割の看護師を、任用の違いや勤務年数の違いなどで区別して既に配置しているところもあります。しかし、メンバーの看護師達に対して、あるいは学校の組織内において、管理的な立場で判断したり、指示を出したりするには、その立ち位置や権限に限界がある、という実態もあります。病院の看護師長のように看護協会の看護管理研修を受講している、というような「リーダーとしての役割を果たす能力がある」という事が証明できるものは、学校のリーダー看護師にはありません。なので、皆さん独自にスキルを体得しながら、限られた範囲で職務をこなしているのが実態です。

本来であれば「リーダー的な役割を担う事ができる能力がある」という事を明確にするために、看護協会において「学校のリーダー看護師になるための研修」というような研修を実施し、これを受講する事で、メンバーの看護師や教職員からもその役割が認知され、しっかりと能力を発揮し、責任感を持って役割を果たす事ができると考えます。この事を是非とも伝えたいと思い資料を準備しました。

当日は、支援法にある「医療的ケア児が医療的ケア児でない児童と教育が受けられる」とは、どのような教育環境のになるのか?どういった教育を看護師が支えるのか?を具体的にイメージしていただくために、私の前職の上司で、現在は小学校の校長である高畠先生に、教育委員会勤務当時の小中学校での指導の実践についても説明をしていただきました。

学校の看護師研修については、もちろん自治体教育委員会や学校単位で企画し実施する事も大変重要です。しかし、看護師のための研修ですから、本来は企画の段階から看護師が関与すべきだと思います。更には、将来は、看護師研修の王道である看護協会の研修メニューの中に「学校の看護師のための研修」がラインナップされているという未来が来れば理想的だと思います。

案件が多く、盛りだくさんな会議でしたが、こういった場で学校の看護師について部分的にでも発信できた事は成果だと思います。

会議である衆議院議員会館は国会議事堂の前です
支援法の中で学校教育に関する部分に絞って資料を作りました

12/9は「勇美記念財団 在宅医療推進のための会」

続けて翌日にも発表する機会をいただいた「公益財団法人在宅医療助成 勇美記念財団 在宅医療推進のための会」も、永田町子ども未来会議と同様、全国各地の在宅医療に携わっておられる医師や関連する大学の先生方などが参加される会という事で、ここでの発表も大変貴重な機会となりました。

ここでは、小児科医以外の先生方も参加されると伺っていましたので、学校で看護師が働いている環境や、医療的ケア児が学校に就学するまでの流れなどについても合わせて説明をさせていただきました。

参加してくださった先生方からのご意見の中には、今後は、大学の授業の中に、医療的ケア児の学校での教育環境について触れるような内容があっても良いのでは?というご意見もあり、私も同感です!と意見交換をさせていただきました。

私のあとに「大阪府立支援学校における医療的ケアの取り組み」というタイトルで、大阪府教育庁の指導主事の先生の説明もありました。子ども達が学校で様々な教育活動に参加している写真が沢山入った資料を使ってくださり、学校現場の様子をしっかりと伝えてくださいました。

「学校は子ども達が集い、人と人との触れ合いにより人格が形成される場所」というご説明に私は共感しました。学校で働く看護師はこういった教育の役割をキチンと理解をしておく必要があると、あらためて感じました。

まとめ

医療的ケア児支援法が施行されて今は2年目です。学校にいる看護師は何をしているのか?今、世の中の関心が高まっているからこそ、これからは学校の看護師の方からもドンドン発信していくべきだと思います。

「学校は教育の場」です。これは医療的ケア児支援法が施行された後も、変わっていません。看護師が支えるのは、教員の指導と子ども達の学びである、という事を中心に、私は今後も発信を続けたいと思います。

そして、今回2つの大きな会で発表をさせていただけた事は私自身にとっても学ぶ事が沢山ありました。専門分野が異なる方々にも、実態や課題を端的に理解していただくには、まだまだ工夫が必要だと思いました。

文科省「指導的な役割を担う看護師に求められる研修の全体像(案)👉https://www.mext.go.jp/content/20220527-mxt_tokubetu01-000023012_09.pdf

第41回 永田町子ども未来会議YouTube【アーカイブ】【2022/12/8(木)配信】「学校看護師の課題/親の会ヒアリング/愛知県先進事例紹介」第41回永田町子ども未来会議👉https://youtu.be/r2HD_1vcJGo?t=20      【配付資料リンク】👉http://iryou-care.jp/info/868/

公益財団法人在宅医療助成 勇美記念財団 在宅医療推進のための会👉https://www.yuumi.or.jp/cyosa/zaitakuiryousuisin/

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