2022年5月にスタートしたNurse Fightの「つながるかい」はこの5月で1周年を迎える事ができました🎉
沢山の方々に支えていただいた1年間でした。
1年経った今60名を越える看護師の皆さんが会員となってオンライン上で繋がっています。
そしてこの度、つながるかい 1才のお誕生日記念として会員様に視聴していただけるボーナス動画を作成してみました✨
つながるかい の皆さんは全国各地で活躍中の看護師さんです
つながるかい の皆さんは学校だけでなく様々な場所で活躍しておられる全国各地の看護師さんです。
特別支援学校や小学校・中学校で働いている方が最も多いですが、医療機関や訪問看護ステーションあるいは放課後等デイサービスなど学校と関連する事業所で勤務している方もいます。
また大学で小児看護や在宅看護を中心に看護師の育成や研究をしている方もいますし、医療的ケア児等支援センターで学校を支援してくださっている方もいます。
皆さんの持ち場は様々ですが会員同士のグループチャットや、月イチ開催のオンラインミーティングを通して「学校の医療的ケア」を中心に情報交換をしています。
つながるかい は「オンラインサロン」です。
通信環境と端末さえあればいつでも私を含む会員同士が繋がれるので、この1年間で色々な内容について皆さんと意見交換する事ができました。
特別支援学校と小学校・中学校では看護師が働く環境に違いがあるし、地域が異なるとルールや運営体制にもかなり違いがあります。
つながるかい の中では決して「ひとつの正解」を導き出すのではなく、皆さん同士で意見を出し合う事で、自分の考えがまとまったり、新しい考え方に気づく事ができる、という事を目指して運営をしてきました。
今回会員限定ボーナス動画を作成するにあたって、取り上げるテーマは会員の皆さまのどの職場でも共通する、そしてそれぞれが自分の経験を重ねる事で「じんわり」と役に立ってくる内容にしたいなと思いました。
会員さんが自分の仕事に引き寄せて考えるきっかけにして欲しいです
テーマについて色々と考える中で、私が以前から私自身の経験を整理するために学んでみたいと思っていた「家族看護」についてを、動画を通して会員の皆さんとシェアしたいと思いました。
動画作成にあたって「家族支援専門看護師」である岐阜県看護協会の医療的ケア児等支援センター/重度心身障がい在宅支援センターみらい 市川百香里さんをゲストにお招きし、講義をしていただくとともに、私からの色々な質問に答えていただくという内容で構成しました。
学校で働く看護師にとって医ケア児の家族との関わりは、担任を介して、あるいは連絡帳などを使った「間接的」で「短時間」の関わりである事が特徴です。
しかし学校で看護を実践する上では「家族」の存在は大変重要です。
「間接的」で「短時間」の関わりの中で学校の看護師としてどのように家族を捉えていけば良いのか?をテーマの中心としました。
今回作成したボーナス動画が、会員の皆さんがそれぞれ自分の仕事に引き寄せで考えるきっかけになって欲しいと思います。
そしてそれぞれの職場で経験を重ねる中で、後からでも「じんわり」と役に立って欲しいなと思っています。
まとめ
看護師が学校で働く場合は「学校の看護師になる」ための時間が必要です。
もちろんライセンスを使った仕事をする事が学校で働く看護師の中心的な役割です。
しかし「子どもの学びを支える看護」の実践は学校での勤務経験がない看護師にとっては、例え最先端医療の実務経験があったとしても全くはじめて経験する看護です。
「子どもの学びを支える看護が実践できる看護師になる」事がイコール「学校の看護師になる」事だと私は考えていますので、つながるるかい の中ではこの「学校の看護師になる」ために必要な情報や知見が「欲しい!」と思った時に容易にゲットできる事を大事にしたいと思います。
そして、だた情報を得るだけでなく、ポイントは「得た情報や知見を自分の経験に引き寄せて考える」事だと思っていますので、つながるかい ではこの「考える」部分もシェアしながら「学校の看護師になる」にはどうすればいいか?を一緒に考えたいと思います。
つながるかい は2年めに入りました。
作成した動画やグループチャット、オンラインミーティングが会員の皆さんにとって「学校の看護師になる」あるいは「学校の看護師を知る」事に有益な知見になっているか?を皆さんからご意見をいただきながら、つながるかい が看護師の皆さんにとって使いやすいツールになるようにしたいと思っています。