7月1日に札幌市で開催されました北海道小児等在宅医療連携拠点事業[YeLL]の第1回YeLL実践研究会において一般演題の中でNurse Fightの活動を発表させていただきました。
この研究会は北海道内でご活躍の方々の実践発表の場ですが、Nurse Fightは様々な地域の特別支援学校や小中学校などで働く看護師さん同士がつながっていますので、今回は北海道の方々にも発信させていただく機会として一般演題の中に入れていただく事ができました。
Nurse Fightの活動内容を中心に発表しました
主な活動内容について「学校で働く看護師を支援する」「学校で働く看護師を増やす」「学校で働く素晴らしさを共有する」というNurse Fightの3つの柱を中心に紹介しました。
具体的には①学校で働く看護師のオンラインサロン「つながるかい」の運営➁学校での看護師業務に関する無料LINE相談③自治体や大学等と連携した学校で働く看護師の人材育成支援についてそれぞれの内容を紹介しました。
特に「学校で働く看護師を増やす」という部分では、学校で働く看護師についての「看護師業界での認知度の低さ」が課題と捉えている事を説明し、学校で働いている看護師ならではのスキルなどをブログでも発信し「学校の看護師の専門性」が広まる活動を続けていきたいと発表させていただきました。
皆さんのご発表からも学びが沢山ありました
このYeLL実践研究会では私自身皆さまのご発表も聞かせていただき、広大な面積の北海道ならではの地域の特徴を踏まえた様々な活動があるという事を知る貴重な機会となりました。
北海道は当然東京や大阪などとは人口密度も気候も異なるので、北海道で暮らす(働く)上での工夫や対策があるだろうと私は漠然としたイメージで捉えていましたが、実際に北海道で活動されている方々からの詳細なお話からは、私自身初めて知る事が沢山ありました。
まさに事業名のとおり北海道内のそれぞれの地域の中で多職種が「連携」していくための工夫が詰まった実践発表を北海道の会場にリアルに行って聞けたので、発表後の名刺交換の際には関連するお話も聞かせていただけた事は私にとって大きな収穫となりました💕
まとめ
全国津々浦々に学校で働く看護師さんはおられるので、今後もNurse Fightは様々な地域を越えて学校で働く看護師同士がつながれる活動を続けたいと思っています。
そして働いている地域が違っていても「子どもの学びを支える看護」を実践する上での共通するスキルはどんどんシェアしていきたいと思っています。
今回のYeLL実践研究会に参加させていただいた事で、北海道の看護師の方々にも学校で働く看護師の存在を知っていただくきっかけになっていればいいなと思います。
北海道小児等在宅医療連携拠点事業[YeLL]👉http://yell-hokkaido.net/