第8回 つながるかい ビデオミーティングを開催しました

3学期最初の つながるかい のビデオミーティングを開催しました。毎月1回開催の会員同士の定期ミーティングです。

今回は、学校での医療的ケアの実施に関する事故防止について意見交換をしてみました。

ネット上には、学校での医療的ケアに関する事故報告書が公開されているものもあります。

そういった資料を会員同士で共有しながら、色々な切り口で話し合ってみました。

特に、日々の業務の中で整備できる事はあるか?記録類について、様式や校内での決裁ルートはどのよう流れなっているか?といった観点でも情報共有をしました。

それぞれに今後の具体的な業務改善をイメージして意見交換をする事ができたと思います。

目次

看護師が作成する記録の取扱いはどんな感じ?

学校での医療的ケアについては、アクシデントを未然に防ぐ事を目的として、インシデントレポート(ヒヤリハット事例の蓄積)を作成する事も看護師の役割である、と平成31年3月の文科省の通知文では示されています。

インシデントレポートを検証する際には、看護師が観察した内容や実施した事を記載するものとして「看護記録」(名称は様々ですが)が重要になってきます。

こういった看護師が作成する記録については、学校や自治体毎に作成されたルールに基づいて取り扱われていると思います。

単に看護師が書いて終わりではなく、看護師は医師の指示書の範囲で医療的ケアを実施していると言う事を、管理職に報告するという目的のために、校内で決裁を受けるしくみを作っているところもあります。

記録類の保管場所や、保存年限を決めるなど、看護師が作成する記録を「公的な書類」として取り扱う事も、事故を未然に防ぐ事に繋がるのではないだろうか?という話しもしました。

自分の職場で何が必要か?どこから取り組めそうか?といった事を、イメージしながら話し合ったので、参加した会員さんそれぞれが、気づきやヒントにつながる内容になったと思います。

指示書を作成する医師との連携はどんな感じ?

看護師が作成する記録は、医師が作成する指示書に示すとおりに実施している事を表すものなので、当然、医師の指示書にはどういった内容がどんな表現で記載されているのか?という部分も非常に重要な観点です。

「緊急時」について学校で想定される事として、指示書の中で医師から指示が出される場合があります。

一口に「緊急時」といっても様々な場面が想定されますが、今回のミーティングでは、学校での教育活動中に医療的ケア児の体調が急変した時に看護師が果たすべき役割の部分に絞って話し合いました。

もちろん子どもの疾患によってその状態や対応方法は異なりますが、体調が急変した時の看護師を含む教職員の対応については、医師の指示書によって予め想定できる事が文書で記載される場合があります。

しかし、学校で看護師が勤務しているとはいえ、場所はあくまでも「学校」であり医師はいません。

加えて、その地域の救急搬送体制、あるいは医療機関の受け入れ体制など、地域資源の状況によって、指示書に記載する内容は個々に異なる事が予想されます。

事故を未然に防ぐためには、医師の指示書にどういった文言が記載されているのか?そして、その記載内容は、学校において判断が可能なのか?あるいは実行が可能なのか?指示書を作成する医師と、指示書を受け取る学校側とで、予めしっかりと連携しておく事が大事だろう、という話も出ました。

学校での子どもの様子や、教育活動について指示書を作成する医師に正確に情報提供し、指示書が「子どもの今の状態」に対応している内容に、適宜更新されるなど「学校で本当に使える指示書」を医師に作成していただく事が重要だろうという話になり、あらためて学校で働く看護師が医師と連携する事の重要性を再認識しました。

まとめ

医療的ケアのある、なしに関わらず、学校においては事故を未然に防ぐために、日常的に予め想定される事には準備をしておく事は大変重要です。

学校での医療的ケアに対応している看護師としては、当然子ども達は体調が安定した状態で学校に登校してくるので、教育活動にしっかりと参加が出来る事を考えて仕事をします。

一方で、短時間のうちに体調が急変する可能性のある子ども達である、という事もしっかりと理解し、校内での情報共有に様々な工夫をしている看護師もおられます。

今回、つながるかい の会員同士で意見交換をした事で、それぞれの学校での体制について見直す部分があるかどうかを考えるキッカケになったと思います。

また、ビデオミーティング当日に参加が出来ない会員さんについては、会員限定のアーカイブ動画視聴も用意していますので、ご自分の都合の良い時間帯で区切りながらでも視聴をしていただいています。

今回のテーマでオンラインミーティングをした事で、学校の中にいる看護師が、学校の外にいる医師とタイムリーに連携する事は大変重要だと再認識をしたのですが「現実的には容易ではない」という実態を会員さんも発言してくださいました。

私自身も全く同感で、まさしくここが課題だと思います。

つながるかい ビデオミーティングでは、今後も学校の中の細かい課題などを色々取り上げ、会員同士でシェアしていきたいと思っています。

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