先日、月イチ開催のつながるかいビデオミーティングを開催しました。
今月は「働きやすい職場」というトークテーマにしました。
もちろん会員さん自身にとっての「働きやすい職場」という意味です。
つながるかいの会員さんは様々な職場で勤務をしておられます。
今回は私から「皆さんにとって働きやすい職場ってどんな職場の事でしょう…」という投げかけをさせていただき、それぞれが思う事を話し合ってみました。
働きやすい職場って?
今回、会員さんと意見交換をするにあたって私は事前に「働きやすい職場」という言葉について色々調べてみました。
様々な文章に目を通してみましたが「働きやすい職場」に大事な事には、何となく共通する言葉があるように感じました。
私が調べた中では「人間関係」「研修制度」「公正な評価」「多様な働き方」という4点が「働きやすい職場」として共通しているように感じたので、この4点を参考に会員さんそれぞれの考えを聞かせていただきました。
特に「人間関係」については当然皆さんは色々な体験をしてきているし、今の職場についても思うところがある…という話から、「どうすれば人間関係が良好な職場環境になるかな…」という内容に広げてみました。
働く地域も職場も業務内容も全く異なる会員さん同士ですが、お互いの話を聞きながら自分にピッタリくる言葉を探したり、他の方が話した言葉にハッとされられたりしながら、「風通しの良い職場」あるいは「看護師同士でも教員ともしっかりコミュニケーションがとれている職場」であるための方法など深い内容になっていきました。
今の職場での経験年数の違い、職種の違い、あるいは年代の違いが職場の人間関係に影響しているかな?どうかな?という事にも触れながら、皆さんそれぞれに自分の職場の景色を頭に思い浮かべながら話す事ができたのではないかな…と思います。
新しい情報も共有
学校で働く事を選ぶ看護師の中には「家庭と仕事を両立したい」ので今の職場を選択している方が比較的多い印象です。
働きやすい職場としては「多様な働き方ができる職場」は大事な要素だと思いますが、これは最近話題になった「ワーク・ライフ・バランス」という言葉につながるのだと思います。
今回のビデオミーティングでは働き方の新しい?考え方として「ワーク・イン・ライフ」という言葉も共有してみました。
自分らしい生き方の中に自分らしい働き方がある…というような考え方だそうです。
会員さんそれぞれにとって今の働き方が「自分らしい働き方」で「自分らしい生き方」に繋がっていて欲しいな…とも思います。
加えて、新しい情報として「特別支援教育」に関する事も共有しました。
文部科学省のホームページで「特別支援教育ワーキンググループ」の会議資料が公開されていて、この資料の中には学校で働く看護師にも関連する内容が書かれています。
私は、特別支援教育における現状と課題や今後の考え方の方向性などは学校で働く看護師が捉えておく事は大事だと思っているので、今回つながるかいの会員さんと資料を共有しました。
今後も会員さんの皆さんからも新しい情報をいただきながら、お互いに情報を更新しブラッシュアップし合っていければいいな~と思っています。
まとめ
今回「働きやすい職場」というテーマで話し合う事で、皆さんそれぞれが自分の考えを言語化し整理するきっかけになって欲しいと思いました。
結果的には単に考えを整理するだけでなく、今回の意見交換を通して今後のヒントにつながる大事なキーワードもいくつか出てきました。
皆さんが実際の体験を通して感じた事や行きついた考えには説得力があるので、私も含めて他の会員さんにも参考になる、まさに使える情報交換や意見交換ができた思います。
ビデオミーティングの内容は会員さん専用のアーカイブ動画として繰り返し視聴ができるので、ライブで参加できなかった会員さんにも参考にしていただけます。
会員さんそれぞれの職場が「働きやすい職場」であって欲しい!と私は思っていますので、これからも情報をブラッシュアップしながら会員さんと共に引き続き考えていきます。
文部科学省ホームページ「教育課程部会 特別支援教育ワーキンググループ」👉https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/105/index.html#pageLink4






