大阪府看護協会ナースセンター復職応援セミナーは今年度は全部で5回開催され、毎回参加メンバーが変わります。今回は第2回めの開催で、今回も復職を検討しておられる方々に「学校の看護師の役割」について説明をさせていただきました。
このセミナーは大阪府在住の看護師有資格者で、復職を考えている方であれば、看護協会の会員でなくても参加する事ができます。2日間で、講義や演習、参加者と講師の交流会など色々な内容がありますので、今回の参加者の皆さんも、前回の方々同様に熱心に取り組んでおられました。
看護職として子どもに関わる仕事がしたいという思い
2日めの最後のプログラムである交流会にも参加をさせていただきました。学校や保育所で看護師として働く事に関心のある方々のグループに入り、看護職として子どもに関わる仕事がしたい、という皆さんの思いを聞かせていただきました。
皆さんのこれまでの豊富な人生経験の中から、感じてきた事や復職に対する思いや、不安なども話してくださいました。今回の参加者の皆さんは、私とほぼ同年代の方々だったので、皆さんのお話を伺っていると、私自身も自分の今までを振り返る時間となりました。そして、人生の次のステージで自分は何をするか?自分も何か人の役に立てる事があるのでは?という、皆さんの思いに共感しました。
皆さんがご自分の今後について「チャレンジする気持ち」を持って、この復職応援セミナーに参加しておられましたし、復職を応援するナースセンターのスタッフの皆さんの、温かい対応にも、私自身が励まされました。
ナースセンターには学校で働く看護師の求人情報が沢山!
大阪府内の小中学校や、府立の支援学校などで働く看護師の求人情報は、この大阪府看護協会ナースセンターに沢山集まっています。復職応援セミナーに参加すると、すぐに求人情報も確認する事ができるし、詳しく聞きたい場合の問い合わせについては、最初はナースセンターの方が間に入って繋げてくださる場合もあるようなので、仕事を探す時には安心だと思います。
私がナースセンターを訪問した日も、大阪府内の様々な自治体が学校で働く看護師の求人情報を出していましたので、あらためて、学校への看護師確保に自治体が大変苦労している事が良くわかりました。
学校で働く看護師の業務内容は自治体によって微妙に異なりますので、求人が出ている自治体にドンドン質問した方が、より具体的にお仕事の内容がイメージできると思います。
まとめ
学校で働く看護師の人数は年々増加しています。特に、幼稚園・小中・高等学校に通学する医療的ケア児は文科省の調査では年々増加傾向にありますので、それに伴い、必要な看護師の人数も増えていきます。大阪府看護協会では、こういった学校と看護師のマッチングをサポートしてくださっているので、看護師を探している自治体にとっても、仕事を探している看護師にとっても助かっていると思います。私もこのナースセンターの復職応援セミナーを通して、今後もしっかり応援させていただきます。